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プログラミングやデジモノについてあれこれ
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2010.04.15 14:33|カテゴリ:WEBサービス・ツールコメント(0)

一冊100円でPDFスキャンを代行「BOOK SCAN」


 合同会社大和印刷というところで新しく「BOOK SCAN」なるサービスを始めるそうだ。

 このサービス一冊100円で本をPDFにしてくれるサービス。PCはもちろんiPadやKindleでPDFが読めるのでそれらの電子書籍リーダーで閲覧できるデータを100円で手に入れることができることになる。

 サービスの開始予定は2010年4月19日。注文は一冊から受け付けており、基本的に出来上がったPDFはメールでダウンロード用URLが送られてくるので、そこからダウンロードすることになる(CD-R納品の場合は3000円)。

 ただしこのサービスを利用するにあたって以下の注意事項は必ず確認が必要だ。以下引用させていただくと、
==ここから引用===
1. 書籍に挟まっているハガキや、取れる紙等は廃棄処分させて頂きますので、ご了承下さい。
2. タウンページ程度の紙の厚さの書籍は、読み込みエラー発生率が高いため、現在は対応しておりませんのでご了承ください。
3. 付箋、折り目がある書籍はスキャンできませんのでご了承ください。
4. 発売後2年以上経過している書籍は、読み込みエラー発生率が高いため、現在は対応しておりませんのでご了承ください。
5. 裁断後、スキャンした書籍は、そのまま廃棄処分致します
6. スキャン中に、エラーが発生し紙が折れ曲り、読み込めないページがある場合があります。
7. スキャン中に万が一のトラブルもございます。貴重な書籍は依頼されませんようお願い致します。
8. 1冊あたり定価5,000円以上の書籍は、受け付けておりませんのでご了承ください。
9. 書籍の種類によっては、お断りする素材がございます。飛び出す系や、特殊な素材等。
10. 裁断しスキャン後5%以上読み込めない箇所がある書籍は、対象となる書籍の購入金額の全額を返金致します。
11. 書籍にペンで書き込み等があるものも、そのままスキャンされますが、OCRで誤認識する可能性がありますので、その点はご了承下さい。
12. また、PDF変換後のデータの取り扱いは、法令遵守でお願い致します。
==以上引用===
 引用元URL(「BOOKSCAN(ブックスキャン)サービス案内」)

 もっとも注意しなければならない点は「依頼した本は手元に戻ってこない」ということだろう。これは一冊100円ということを考えれば返送処理の人件費等を考えれば仕方の無いことかもしれない。

 時代に即したサービスと言えなくも無いが、こうなると気になるのがコルシカである。以前コルシカという名前のサイトで以下のようなサービスが開始されたことがあった。

1 コルシカ側で取次から雑誌を購入
2 雑誌をスキャンしてPDFを作成
3 「雑誌」をオンライン上で販売
4 コルシカで雑誌をユーザが購入。即座にPDFが閲覧可能
5 ユーザが購入した雑誌はコルシカ側で保存。送料を払えば実際の書籍を送ってもらえる

 以上のような内容だ。ただし雑誌協会の抗議を受け開始一週間でサービスは休止。この件でコルシカを運営しているエニグモ側の認識としては、

「書店にスキャンを置いて、購入した書籍の代理スキャンを行っている」

 という認識だったようだ(参考URL)。

 最終的にコルシカは2010年3月25日をもって運営を終了している。

 やはりここで問題になるのは著作権法。著作権法では私的利用の範囲では複製が認められている。ただし認められているのは「使用する本人が複製する場合に限って認められている」ということだ。

 著作権法第30条に「その使用する者が複製することができる」とある。この部分に関して、

「厳密に第三者に複製行為を依頼しては駄目」

 と書いていないからグレーだという意見もあるが、通常この部分は「第三者に複製を依頼することが出来ない」として解釈されている。その為、複製権に関しての判例の多くが争点として「複製行為をする主体が誰なのか?」が大きなポイントとなっている。

 具体的に言えば「雑誌を買った友人が雑誌を複製する為に、自分が持っている“スキャナを貸す”ことは可能だが、スキャナを持っている自分が代理でスキャンする「複製行為の代行」は著作権法違反となリうる」ということだ。スキャナのスキャンボタンは「出来上がる複製データを自ら使用する人」が押さなければ違反となる可能性がきわめて高いと言えるだろう。

 さらに出来上がったPDFをユーザ側がどう扱うかも気になる所だ。作成したPDFを勝手に販売したり違法アップロードした場合、悪く行けばこのようなスキャンシステムの提供及び業務の代行をした業者側も、結果はどうであれ犯罪の幇助行為として問題を問われることになるかもしれない。

 最後になるが、個人的には非常に使いたいサービスなのでこれらの壁を乗り越えてサービスの提供を実現していただければなあと思う。まあ一番恐いのは注文して断裁された直後に、

「サービスの提供ができなくなりました」

 なんてことになったりすることだなあ( ;´・ω・`)人(´・ω・`; )

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