キッズプレート、パスタおかわり

プログラミングやデジモノについてあれこれ
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2006.04.02 13:34|カテゴリ:エッセイコメント(0)

道案内


 私は道案内が苦手である。この間もわざわざ自転車を止めて教えてやったのに、
「あぁ、あんたじゃ解らん。」
 と暴言を吐かれてしまった。
「なんと失礼な奴だろう、自分から私に聞いておきながらその態度はなんだ、お前なんかトーフの角に頭をぶつけて、死んでしまえ。」
 そう思ったが、怪しいグラサンのおじさんだったので文句をいわない、私はどうせ小市民である。
 小学校のころも道を聞かれた。
「エクスキューズミー。」
「はっ?。」
 下校途中の私は突然声をかけられた。青い瞳に金髪である。
「初めて見た、これが外人さんか。」
 声をかけられた所は熊と遭遇した時と同じ場所である。
「なぜ、この場所はわけのわからない事ばかり起こるのだろう。」
 間抜けな顔で外人さんを見ながらそんなことを思った。
「ドァイブーツハドコデースカ?。」
 わからない、アルプス山脈なみのイントネーションである。九重山ぐらいしか登ったことのない私にはアルプスなんぞ縁がない。せいぜい理解できて富士山であろう。ドァイブーツ、一体何のことだろう、大仏様であろうか、いやあれは奈良県である、全然あさっての方向ではないか。
「オォーウ、ドァイブーツハドコデースカ。」
 ほんとにオォーウである。あんたの日本語は私には理解不能だ。その時ふと私は思った。
「ドァイブーツきっと臼杵石仏(私の地元大分県にある有名な仏像)のことだろう。」
 アルプスの頂上到達である。
「えぇーと、ここをまっすぐに・・・。」
「ファッツ?。」
 なにファッツ一体それは何だろう。下山途中で遭難である。
「オォ、ソーリー、ユクリシャベテクダサイ。」
 外人さんには、私が総理大臣に見えるのだろうか。
「こ・こ・を・まっ・すぐ・行・く・と・以下略。」
「オォー、アリガト、ユゥーアーナイスボーイグッバーイ。」
「グッバーイ。」
 思わずつられてグッバーイなどと言ってしまった。しかし、最後に何といっていたのだろう。私についてのコメントであろうか、しかし私にはこう聞こえた。
「おぉー、ありがと、湯は無いすぼーい、ぐっばーい。」
 理解できるのは、ありがと、湯は無い、グッバーイだけである。”すぼーい”どおいう意味だろう。
 家に帰って辞書で調べたが載っていなかった。くやしい、外人さんが知っている日本語を私がしらないのだ。
「きっと、別府に行ったのだ、そこで、何かの事故でお湯が無い代わりに”すぼーい”なる物を置いていたに違いない、よしっ、いつか別府に行って調べよう」
 私は固く心にそう誓った。家族の誰もがくだらないと言った。しかし、私はそういうことにしか情熱がわかない。父に、
「お父さん、別府までの旅費をくれ。」
 と言ったが軽くあしらわれてしまった。冷たい親である。しかし数年後、私は中学に入り。英語の授業を受けることにより、同時に自分のバカさかげんを知ることになる。

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